*2021年度施工実績*
東京都23区内にお住まいのお客様より、リビング腰高窓の防犯性アップのご相談を受けました。
このお部屋の掃出し窓には「防衛くん」を設置され、この窓自体は避難口としての利用を想定する必要がないので
「防衛くん」よりも安価な侵入防止策として、ポールを横に渡せないか?とのご相談でした。
窓の外は隣家との間の犬走りで道路からは見えず、既存の外付け格子だけでは「とても不安」とのことでした。
COMPANY
2021/04/04
面格子
[ 施 工 前 ]
この窓には既に2重サッシが設置されており、窓枠内にポールを設置することはできないので、ある程度の補助的な構築物と壁面に基盤を設置する必要があることをご了解いただきました。 開口部の上下高1060㎜に対し、ポール中心点間210㎜で4本のポール設置をご提案しました。
[ 内部構造 ]
弊社では、防犯用ポールの設置をお受けした場合、標準的な仕様として直径25㎜のステンレス巻ポールの内部に、剛性向上とパイプカッター対策のため直径13㎜の異形丸棒を入れ、両端50㎜をパイプ状のウレタンフォームで保持したものを使用します。
[ 施 工 後 ]
壁面から70㎜の位置にポールを設置する必要があるため、18㎜厚の基盤を設置し、金属製アングルを使用して4本のステンレスポールを固定しました。 この写真の撮影後、同じく70㎜内側にカーテンレールを移設しました。
本工事では「防衛くん」を設置した場合の半額以下の予算に収まり、お客様にはたいへんご満足いただきました。